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キヤノン、LED内蔵マクロレンズ「EF-S 35mm F2.8 Macro IS STM」
EF-Mレンズに続く第2弾 ハイブリッドISも搭載
2017年4月6日 13:18
キヤノン株式会社は、交換レンズ「EF-S 35mm F2.8 Macro IS STM」を5月下旬に発売する。希望小売価格は、税別5万5,000円。
EF-Mシリーズのレンズ「EF-M 28mm F3.5 Macro IS STM」に続くLEDライト内蔵のレンズ。EF-Sレンズなので、EOS 7D Mark IIやEOS Kissシリーズなどで使用できる。35mm判換算の焦点距離は56mm相当。
被写体に近づけない、影が被写体にかかってしまうといったマクロレンズの弱点を先細り形状によってある程度克服。さらにLEDライトで被写体を照らすことが可能だ。被写体にレンズ先端から30mmまで近づいて撮影できる。撮影倍率は等倍。
レンズ前面、前玉の左右に各1灯のLEDライト(白色リング)を内蔵しており、鏡筒部に備えた「LEDライト点灯ボタン」により、両側・片側点灯の切り替えや明るさの強弱が設定できる。
角度ブレに加え、マクロ撮影における高倍率撮影時の問題となるシフトブレの両方を補正できる「ハイブリッドIS」(シャッター速度換算で4段分の補正効果)も搭載した。
また、スムーズな動画AFを実現するリードスクリュータイプのSTMを搭載する。
レンズ構成は非球面レンズ1枚を含む6群10枚。絞り羽根は7枚。最短撮影距離は0.13m。フィルター径は49mm。全長は55.8mm、最大径は69.2mm。重量は190g。
この他、レンズ前面の白色リングの写り込みを防ぐレンズフード(ES-27)やレンズキャップ(EF-S35)を同梱する。