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キヤノン、初の「ナノUSM」搭載レンズを投入
新EF-S18-135mmで採用 着脱式のパワーズームユニットも
Reported by 本誌:折本幸治(2016/2/18 13:13)
キヤノンは、一眼レフカメラ用の交換レンズ「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM」を3月下旬に発売する。メーカー希望小売価格は8万3,000円(税別)。
2012年6月に発売された「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM」の後継モデル。AF駆動に新タイプの超音波モーター「NANO USM」を採用する。ナノUSMの搭載はこのレンズが初めて。
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM
「EOS 7D Mark II」「EOS 80D」「EOS 8000D」などAPS-Cサイズ相当のイメージセンサーを搭載した一眼レフカメラに対応する、EF-Sレンズラインナップの最新モデル。
AF駆動用に搭載されたナノUSMは、これまでのAF駆動用モーターよりもさらに小型に設計されている。それだけでなく、リングUSMとリードスクリュータイプSTMの特徴を併せ持つという。
リングUSMは高速なAFとパワー、リードスクリュータイプSTMは静粛性とスムーズさに優れる。ナノUSMはそのうち、高速AF、静粛性、スムーズさを兼ね備えるという。
光学系は前モデルと共通。最短撮影距離は0.39m。手ブレ補正効果は約4段分。
外形寸法は、77.4×96mm(最大径×全長)、フィルター径は67mm。質量は515g。
フードは別売。メーカー希望小売価格は3,000円(税別)。