ニュース

キヤノン、液晶表示パネルが付いた「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」

手頃な望遠ズームが一新 手ブレ補正は4段分に

キヤノンは「EF70-300mm F4-5.6 IS II USM」を12月上旬に発売する。希望小売価格は税別7万2,000円。

2005年に発売された「EF70-300mm F4-5.6 IS USM」の後継となる、35mmフルサイズ対応レンズ。同社では手頃な価格の望遠ズームと位置づける。チップ状の小型モーター「NANO USM」と、EFレンズ初の液晶表示を搭載した点が特徴。手ブレ補正効果はシャッタースピード2.5段分から4段分に向上した。

レンズ構成は12群17枚。最短撮影距離はズーム全域で1.2m。絞り羽根は9枚。フィルター径は67mm。

最大径×長さは80×145.5mm。重量は約710g。別売でレンズフード「ET-74B」を用意する。

ET-74B

EFレンズの70-300mmには、2010年発売のLレンズ「EF70-300mm F4-5.6L IS USM」(税込実売13万3,450円前後)と、回折光学素子の採用で全長を抑えた「EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM」(税込実売13万5,060円前後)もある。

20時50分追記:記事初出時にレンズフードが付属と記載していましたが、正しくは別売だったため、該当部分を修正しました。