カメラバカにつける薬 in デジカメ Watch

円環の理(その1)

これまでのお話

マウント遊び……といわれはじめたのは、マイクロフォーサーズが出現したくらいからでしょうか。その短いフランジバックとライブビューによって、マウントアダプターの敷居がぐっとさがったからです。

その後α7の登場により、フルサイズでマウント遊びができるようになりました。とくにMマウントレンズを装着するためのアダプターは、そこからさらに変換するアダプターをつけることができ、いろんなマウントのレンズがデジタルで甦るようになりました。

Eマウントにつけるアダプタは大変な人気となり、結果、おもしろいマウントアダプターが登場します(人気のある市場には、チャレンジングな製品が登場しますよね)。MマウントをAF化するマウントアダプターです。わたしはCONTAX AXを思い出しましたが、構造は異なります。

※本コンテンツはフィクションであり、実在の製品・団体・人物・地名とは関係ありません。

飯田ともき

2011年に漫画サークル「ていこくらんち」をはじめる。2015年に発表した「カメラバカにつける薬」が注目を集め、人生に起死回生のチャンスを得ることとなる。α7を持っているがレンズはL39ばかりなので、ふたつのリングを装着している。