岡嶋和幸の「あとで買う」

1,555点目:雨のしずくを吸い取る傘ホルダー

発明ラボックス「かさモンM2」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

発明ラボックス「かさモンM2」

折りたたみ傘は吸水ケースに入れていつも持ち歩いていますが、朝から雨が降っているときは長傘を差して出かけます。でも途中で雨が降り止むと、それまで差していた傘が邪魔になります。雨で濡れていて手も塞がるため、撮影のときは困った存在です。

折りたたみ傘用の吸水ケースは54点目と1,107点目、長傘用のものは779点目で紹介しましたが、それらを利用すると便利です。

そして最近気になっているのが本日のこの傘ホルダー。内側がマイクロファイバーになっていて、差し込むだけで雨のしずくを吸水します。たたんだ傘で着ている服を濡らしたり、電車内などで他人に迷惑をかけることもなくスマートです。

バッグに取り付けられるので傘の持ち運びに便利で、両手が使えるので撮影も問題なく行えます。傘を差し込んでいないときは風が通り抜けるので、折りたたみ傘用の吸水ケースより乾きやすいです。販売価格は2,544円前後で、色はブルー、ブラック、レッドが選べます。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。