岡嶋和幸の「あとで買う」

1,397点目:撮影現場や移動で便利に使えるツールワゴン

サンワダイレクト「100-CART008」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サンワダイレクト「100-CART008」

ライトスタンドなど大がかりな照明機材の運搬用にこれまでも台車を紹介したりしましたが、本日はツールワゴンです。

撮影スタジオにはこのようなものが常備されていて、昔は中判カメラの予備のフィルムマガジンを並べ、フィルムの交換や管理をするなど必需品でした。デジタルになってあれこれたくさん置いたりしなくなりましたが、カメラやレンズなど撮影機材をいつでもすぐに使える状態にするために便利です。

ところが、撮影スタジオ以外の場所では、そのためのちょうど良いテーブルがなかったりします。でもこのツールワゴンは折りたたみ式なので、照明機材などと一緒に車に積んで持ち込むことができます。

車から撮影現場までは台車代わりとして機材の運搬にも使えます。3段、総耐荷重60kgで販売価格は1万1,800円前後です。2段で総耐荷重50kg、3段で総耐荷重135kgの製品もラインアップされています。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。