岡嶋和幸の「あとで買う」

1,398点目:初めてのCFexpressカードはどれにする?

プログレードデジタル「CFexpress 4.0 Type B GOLD」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

プログレードデジタル「CFexpress 4.0 Type B GOLD」

記録メディアはずっとSDメモリーカードを愛用しています。そんなにたくさん撮らないし、連写しないし、動画もやらないので、現在は128GBを数枚所有している程度です。いつもRAW+JPEGの同時記録ですが、朝から晩まで頑張って撮影しても128GBが1枚あれば問題なし。64GBでも十分足りるかも。

そんな私ですが、ついにCFexpressカードが必要になりました。ニコンのZ9を使って撮影しなくてはならなくなったからで、使えるのはCFexpress Type Bカード、またはXQDカードのみです。これまでもZ9で撮影する機会はありましたが、いつも記録メディアとカードリーダーを貸出機と一緒にお借りしていました。でも今回はそれがない! 購入するにしても、さてどのメーカーにするか。ずっとサンディスクだったのですが、CFexpressカードを使っている友人知人の多くがプログレードデジタルなのでそれを見習うことにしました。

CFexpress 4.0 Type Bカードには「GOLD」と「IRIDIUM」がありますが、私には前者でも十分過ぎるでしょう。その512GBをポチッとすることに。販売価格は3万3,000円前後です。

カードリーダーも必要です。「USB4 シングルスロットカードリーダー」も魅力なのですが、SDメモリーカードのみの機種を使うことのほうがまだまだ多いので、1,202点目で紹介した「USB3.2Gen2 ダブルスロットカードリーダー」にしました。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。