岡嶋和幸の「あとで買う」

1,306点目:車で移動しながらの撮影で便利な機材ケース

King「K-CLC39」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

King「K-CLC39」

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本日は運搬用の機材ケースです。過去にも469点目1,012点目でハクバ、570点目でKANI、888点目でケンコー・トキナーの同様の製品を紹介しました。近年はこのタイプの製品が増えている印象で、もしかしたらニーズが高まっているのかもしれません。

今回は「King」ブランドの新製品。車などに積み込んで持ち運ぶためのアイテムということでデザイン性や機能性はシンプルですが、必要十分なクッション性で、ストラップが取り付けられるリングやメッシュポケットなども備えています。

内装は明るいオレンジで、暗い車中でも必要な機材を見つけやすいでしょう。内寸39cmの一般的なカラーボックスに収まる大きさで、2段重ねも可能。カメラやレンズはメンテナンスしたあと防湿庫に収納しますが、撮影アクセサリーなどを整理整頓するなど、撮影で持ち出さないときもいろいろ役立ちそうです。

販売価格は7,260円前後。色やサイズのバリエーションも増やしてほしいです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。