岡嶋和幸の「あとで買う」

469点目:撮影機材の移動に便利なセミハードケース

ハクバ「プラスシェル カメラコンテナ」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「プラスシェル カメラコンテナ」

車で撮影に出かけるときは、移動用と撮影用のバッグを携行します。移動用のバッグは機材基地のような役割で、使用するものだけ撮影用のバッグに移して持ち歩きます。車から離れるとき、海外では短時間でも全ての機材を持ち歩くようにしていますが、日本国内ではちょっと緩めです。カメラやレンズがたくさんあるとフットワークに影響するため、必要なものをその都度車に取りに行く感じです。

昔はアルミ製のハードケースに収納して座席に置いていましたが、セミハードタイプのこの製品の方が中仕切りの位置調整など柔軟性があり収納力が高いです。クッション性もあるため走行中の振動も吸収してくれるでしょう。両側にハンドルが付いているので積み降ろしも行いやすそうです。

販売価格は6,000円前後です。サイズのバリエーションも欲しいところですが、機材量が多いときはこの値段なら2つ使うのも良さそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。