岡嶋和幸の「あとで買う」

1,305点目:鳥とカメラの魅力がたくさん詰まった漫画

津田七節『秋山さんのとりライフ』

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムがたくさん入っています。この連載では、フォトライフに関連する製品を中心にその中身をお届けします。どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

津田七節『秋山さんのとりライフ』

本日は1,298点目の漫画を購入したときにおすすめされた本です。田舎に住んでいることもあり野鳥を観察したりするのは好きですが、作例写真以外で撮ることはありません。しかも撮るときは動物園に行くので軽装です。

でも作者が鳥マニアということで、この漫画を読むと本格的な撮影に出かけたくなるかも。鳥だけでなく撮影のこともいろいろ勉強できそうですが、そうなるとカメラやレンズなどの機材も充実させたくなり、いわゆる沼にはまって危険でしょう。

全2巻なのですが、第1巻はKindle版しかありません。出版社に問い合わせた人がカスタマーレビューで触れていたのですが、重版の予定はないようです。紙にこだわるなら中古で探すしかありませんね。

今年4月に出版された第2巻はコミック版もあります。販売価格は第1巻のKindle版が462円、第2巻のコミック版が792円、Kindle版が539円です。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。