岡嶋和幸の「あとで買う」

466点目:使用電力が表示されて節電に役立つ電源タップ

サンワサプライ「700-TAP071」

ネットショップのカートの中にある「あとで買う」には、様子見をしているなど気になるアイテムが沢山あります。この連載では、撮影や写真関連のアイテムを中心にその中身をお届けします。購入前の製品については使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、日々の物欲をお楽しみください。

サンワサプライ「700-TAP071」

今年も7月末から福岡の実家にいるのですが、夏休みを満喫している余裕はなく、作例写真の撮影に出かけたり、原稿を執筆するなど毎日忙しく過ごしています。ノートPCなどを持ち込んで作業しているのですが、今回の帰省では408点目で紹介した電源タップが役立っています。でも電源ケーブルやUSBケーブルがたくさん差し込まれたその様子を見て、両親からは節電しろと言われています。電力はそんなに使っていないと思うのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

消費電力メーターが付いた電源タップが最近発売されたのを思い出しました。それがこの製品なのですが、使用中の機器の消費電力が可視化できるというのは面白いですね。個別スイッチを搭載したよくあるデザインの製品で、もう少し見た目が格好良いとうれしいのですが、こまめに電源をオフにするなど節電効果は期待できそうです。販売価格は4,300円前後です。

コンセントに差すだけで消費電力だけでなく、積算電力量、積算料金、積算時間、CO2排出量を確認できる「ワットモニターUSB」という製品もあります。販売価格は7,400円前後と少し高めですが、現在愛用している電源タップに接続して使えるのでこちらの方が良さそうです。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。