岡嶋和幸の「あとで買う」

334点目:普段使いのバッグがカメラバッグになるアイテム

ハクバ「IND2 インナーソフトボックス」

私のAmazonのショッピングカートには、そのままレジに進むのではなく、「あとで買う」に移して様子見をしているアイテムが沢山あります。それらは値下がりなど何かのタイミングで購入するものもあれば、気持ちが覚めてしまって削除するものも……。この連載では、カメラや写真関連のアイテムを中心に、日々増え続ける私の「あとで買う」の中身をお届けします。いずれも購入前なので使った感想や評価はありませんが、どのような物に興味を持ち、どのような視点で選んでいるのかなど、岡嶋和幸の日々の物欲をお楽しみください。

ハクバ「IND2 インナーソフトボックス」

最近よく持ち歩いているのが179点目のトートバッグなのですが、撮影のときはこのインナーボックスを入れて使っています。3サイズがラインアップされていて、真ん中の大きさの「A200」が最適ということで選んだのですが、ジャストサイズというわけではありませんでした。とはいえバッグとの隙間も利用できるので、普段使いのときよりポケットが増えたような感じです。インナーボックスにも前面と背面にポケットがあり、細々とした物を収納できます。販売価格はA100が2,200円前後、A200とA300が3,000円前後です。

しっかりした作りで高級感があり、型崩れしづらく耐久性もありそうです。いろいろなインナーボックスが発売されていますが、これは収納量を犠牲にしないためにあえて薄めに作られています。この製品を選んで良かった点です。ペラペラのバッグでなければクッション性は問題ないでしょう。小物などを分別できるので、撮影以外のときも持ち運ぶ物によって使うこともあります。

インナーバッグにフタが付いたマルチインナーボックスも同じく3サイズがラインアップされていて、深さのあるバッグで物を重ねて入れたいときなどに便利そうです。バッグに合わせて使い分けれられるよう、こちらのサイズ違いも購入しようと思います。

1967年、福岡県生まれ。東京写真専門学校卒業。スタジオアシスタント、写真家助手を経てフリーランスとなる。作品発表のほか、セミナー講師やフォトコンテスト審査員など活動の範囲は多岐にわたる。写真集「風と土」(インプレス)など、著書多数。主な写真展に「ディングルの光と風」(富士フイルムフォトサロン)、「潮彩」(ペンタックスフォーラム)、「学校へ行こう! ミャンマー・インレー湖の子どもたち」(キヤノンギャラリー)、「九十九里」(エプソンイメージングギャラリー エプサイト)、「風と土」(ソニーイメージングギャラリー)、「海のほとり」(エプサイトギャラリー)などがある。