しかも、収納力はなかなかのもの。カメラバッグが元になっているだけあり、カメラやレンズなどの機材を効率の良く収められる。例えば、EF 24-70mm F2.8 L USMをつけたEOS 40Dをメインに、EF 16-35mm F2.8 L USM、EF 70-200mm F2.8 L IS USM(少し工夫が必要、詳細は後述)、EF 100mm F2.8 Macro USMをきっちり収めることができた。
仕切り板はバッグに直接取り付けるタイプではなく、インナーケースにセットする方式。インナーケースの上部には折り曲げ式の硬い蓋があり、上からの衝撃に対応できる仕組みだ。一休みするとき、上に三脚など物を置けるのは何かと便利。ただしこの蓋のせいで、慣れるまではとっさの出し入れが難しい。蓋のせいで縦方向の収納力が少しだけ落ちるのも癪だ。そこで蓋をインナーケースとバッグ内側の隙間に折り込むと、格段に使いやすくなる。上記したEF 70-200mm F2.8 L IS USMも、蓋を折り込むことで入った。もちろん、フードは逆さまにつけている。