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PCからレンズのピント調整などを行なう「SIGMA USB DOCK」

 シグマは、フォトキナ2012で開発発表した「SIGMA USB DOCK」の発売を正式に発表した。シグマ用とキヤノン用を3月に発売。ソニー用、ニコン用、ペンタックス用は発売日未定となっている。価格は未定。

 シグマ製対応レンズをPCに接続し、ファームウェアのアップデート、合焦位置の調整などを行なえる。PCとはUSBで接続。調整は専用ソフト「SIGMA Optimization Pro」より行なう。

 対応レンズは、Contemporary、Art、Sports各ラインの製品。発表済みのものとしては、SIGMA 35mm F1.4 DG HSM、SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM(SIGMA 17-70mm F2.8-4 MACRO HSMも)、SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSMが挙げられる。

 なおピント調整は、単焦点レンズの場合が撮影距離4領域、ズームレンズの場合(焦点距離4領域)×(撮影距離4領域)の計16領域をそれぞれ任意に調整できる。

 また、カスタムモードスイッチを備えたSportsラインでは、3段階のAF速度調整、フォーカスリミッターの制御、手ブレ補正機構OSのモード選択が可能となっている。

 SIGMA Optimization Proの対応OSは、Windows 7/8、Mac OS X 10.7/10.8。

(本誌:折本幸治)