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シグマ、ニコン「D5300」対応レンズファームウェアを公開

 シグマは11月20日、ニコンの一眼レフカメラ「D5300」に対応させるためのレンズファームウェアを公開した。

今回のファームウェアアップデート対象のレンズの1つ「35mm F1.4 DG HSM A012」

 11月19日にシグマが発表していた、D5300でシグマ製レンズのAFや手ブレ補正機構が正常に動作しない現象を改善するファームウェア。

 公開したファームウェアは、「SIGMA USB DOCK」によりユーザーがファームウェアを更新できる以下のニコン用レンズにのみ適用可能。

  • 35mm F1.4 DG HSM A012
  • 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM C013
  • 30mm F1.4 DC HSM A013
  • 18-35mm F1.8 DC HSM A013
  • 120-300mm F2.8 DG OS HSM S013

 USB DOCK用のソフト「SIGMA Optimization Pro」を最新のVer1.1にアップデートしてからレンズのファームウェアを更新する必要がある。

 今回の現象が発生するレンズは、モーターを内蔵したシグマ製のニコン用交換レンズ。USB DOCKを持っていないユーザーやUSB DOCK非対応のレンズについては、シグマのカスタマーサポートに郵送することで無償でアップデートを受けられる。

(本誌:武石修)