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DJI、マイクロフォーサーズのドローン用カメラ
ピントや絞りを遠隔操作可能
2015年9月11日 17:37
DJIは、ドローン搭載用のマイクロフォーサーズカメラ「Zenmuse X5」とCinema DNG(RAW)動画にも対応したタイプの「Zenmuse X5R」を発表した。前者は9月末に税込60万7,400円で、後者は2015年末に税込107万9,800円で発売する。
市販の空撮用カメラでは初というマイクロフォーサーズセンサー搭載のカメラ。いずれも3軸ジンバルに搭載され、ブレの無い1,600万画素の静止画や4K動画を撮影できるとしている。同社製ドローン「Inspire1」(実勢価格は税込42万5,980前後)に搭載できる。
いずれもDJIのMFT 15mm f/1.7ASPH、パナソニックのLEICA DG SUMMILUX 15mm F1.7、オリンパスのM.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0およびM.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8において、飛行中にピントと絞りを遠隔操作できる。
なお、Zenmuse X5はInspire1とMFT 15mm f/1.7ASPHがセットになっている。
Zenmuse X5Rは、世界最小という4Kロスレスシネマカメラで、Cinema DNG(RAW)動画を撮影できる。Cinema DNG形式のファイルを編集できるソフトCineLight2015年末にリリースする。
いずれも撮像素子はCMOSセンサー。感度はISO100~25600。連写速度は最高約7コマ/秒。インターバル撮影やタイムラプス撮影も可能。RAW(DNG)記録に対応する。記録メディアはmicroSDカード。重量は515g。
DJIは2月に、マイクロフォーサーズシステム規格への賛同を表明していた。