固定鏡筒を採用した「レンズベビースカウト/フィッシュアイ」が発売


 ケンコーは、レンズベビーシリーズの新製品「レンズベビースカウト/フィッシュアイ」を2月24日に発売した。実勢価格は2万4,800円前後。キヤノンEFマウント用、ソニーAマウント用、ニコン用、フォーサーズ用、ペンタックスKマウント用をラインナップする。

レンズベビースカウト/フィッシュアイカメラに装着したところ

 レンズベビーシリーズは、鏡筒に可動部を設けることで光軸をずらし、独特のボケや流れを表現できる交換レンズ。レンズベビースカウトは、レンズベビーとして初めて固定鏡筒を採用したモデル。発売済みの「レンズベビーコンポーザー」などで使用できる光学交換システムに対応する。

 レンズユニットは、焦点距離12mm相当の「フィッシュアイオプティック」が付属する。最短撮影距離は約30cm。絞りは付属のマグネット式絞りディスクを交換することで、F4~F22の範囲で設定できる。交換光学系はこのほか、「ダブルグラス」、「シングルグラス」、「プラスチックレンズ」、「ピンホールレンズ/ゾーンプレート」、「ソフトフォーカスオプティック」をラインナップしている。

 なお、被写体に強い光源を入れると、フレアにより画像の外周に光の輪が発生する。また、APS-Cサイズ相当のレンズ交換式デジタルカメラで使用した場合は、画面周辺の黒い部分の端が切り取られ、フォーサーズのレンズ交換式デジタルカメラで使用した場合は、黒い部分が無くなる。

 本体サイズは57.9×57.9×66.3mm。重量は226.8g。

【2011年3月1日】ラインナップにニコン用が抜けていたので追加しました。



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2011/3/1 19:25