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常に正確な色再現を約束する27インチモニターのプロモデル「BenQ SW271C」
ハードウェアキャリブレーションにも対応
2022年1月26日 07:00
SW271Cはハードウェアキャリブレーション対応の27インチ・4Kディスプレイだ。筆者が愛用しているディスプレイでRAW現像はもちろん動画編集まで幅広く活用している。
RAW現像や画像編集で重要なことは「基準」を持つこと。色を変更するにも正しい色が表示されていることが大前提になる。キャリブレーションをしていないディスプレイで彩度を上げたりするとそのディスプレイ上では正しいかもしれないが、キャリブレーションしたディスプレイで見ると色が違う場合がある。
「プリントすると色が違う」や「その他のパソコンで見ると色が違う」というのも正しい色を見ながら作業していないのが主な原因だ。正しい色を見ることは自分のRAW現像に自信を持てることになるので、まずは画像調整のインフラの基礎であるディスプレイにこだわることが重要だ。
SW271Cは色の劣化がないハードウェアキャリブレーションに対応しているので、色の基準を正確に持つことができる。瞬時に色域を変えたり一画面でAdobe RGBやsRGBの比較ができたりと表示機能も多彩かつ高機能なので、私の作品作りには欠かせないアイテムになっている。
※本企画は『デジタルカメラマガジン2022年2月号』より抜粋・再構成したものになります。
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POINT① 色が劣化しないハードウェアキャリブレーションに対応
キャリブレーションの方法にはハードとソフトの2種類ある。ハードはディスプレイ内部の設定を調整するため、階調が劣化しない。SW271Cはハードウェアキャリブレーションなので、厳密な色を求める現像に向いている。
POINT② 作業効率がまったく違う4Kの27インチサイズ
4Kで27インチのサイズ感はベストだ。4Kの高い解像度と27インチの広さでLightroomのサムネイル表示をしてみると、2Kよりも多くの画像を表示できる。4Kでは画像エリアが広くなるので、レタッチの作業効率は飛躍的に向上する。
POINT③ モニターフードとホットキーパックが付属
SW271CのようにBenQのカラーマネジメント対応のディスプレイにはしっかりしたモニターフードが同梱されている。
さらにさまざまな色域を登録でき、ワンタッチで呼び出すことがきる便利なホットキーパックG2も付属している。
POINT④ 写真も動画も使える幅広い色域に対応
さまざまな色域の表示が可能だ。写真では不可欠なAdobe RGBやsRGB、映像やタブレット向けのDCI-P3/Display P3、映像のRec.709にも対応している。静止画だけでなく、動画編集にも対応できる幅広さがある。