イベントレポート

富士フイルム「X half」の体験イベントが今週末に開催

東京・下北沢で オリジナル巾着がもらえる企画なども

富士フイルムは、ミラーレスカメラの新製品「X half」の体験イベント「シモキタシャッター -話す。撮る。遊ぶ。カメラでつながる-」を5月25日(日)まで開催している。場所は東京・下北沢のBONUS TRACKおよびPARK。

X halfはハーフサイズフォーマットをイメージした1型センサーのレンズ一体型デジタルカメラ。横位置に構えると縦構図の写真が撮れるなど斬新なデザインで話題になっている。

ターゲット層は「スマホからのステップアップや、まだカメラを使っていないが興味のある20〜30歳代」とのことで、そうした層と親和性の高い東京・下北沢でのイベントが決定したとのこと。また、フィルムカメラに感心のあるユーザーにも訴求していきたいという。

会場入口
入ってすぐの所には写真家やインフルエンサーなどの作品が展示されている

同社ではこれまで、主に屋内で実機に触るイベントを開催してきた。今回はカメラが軽量である点をアピールするために、さらに実際の光景を撮影してもらえるようにと、屋外のスタンドでのイベントとした。加えて現場での貸し出しも充実させることで、新しいコンセプトを実体験してもらう趣向になっている。

タッチアンドトライのスタンドは3カ所設置。スタッフに説明してもらえる
X halfのブラック。思ったより小さくて軽い印象を受けた

タッチアンドトライコーナーでは実機を30分程度借りることができ、会場内を自由に撮影可能となっている。SDメモリーカードを持参すれば画像の持ち帰りもできる。

会場を見渡したところでは若年層が多く、半数程度は女性のようだ。貸し出しも好調で、参加者は思い思いに撮影を楽しんでいる様子だった。

さらに、事前予約制の貸し出し企画「シモキタハント」も実施される。こちらは2時間程度借りることができ、会場外への持ち出しも可能となっている。撮影した写真はチェキプリントで持ち帰れるほか、1枚を会場のマップに貼り付けることもできる。

シモキタハントの貸し出しカウンター。3枚の写真をプリントして持ち帰れる
マップに貼り付けたプリント

会場の店舗とのコラボも行われており、貸出機を店舗で見せると割引などのサービスも受けられる。

店舗でのサービス一覧

さらに同社Instagramのフォローと投稿で、オリジナル巾着がもらえる企画も実施している。その場でマーブリングによる模様付けを行うもので、1点物の巾着となっている(無くなり次第終了)。

オリジナル巾着の制作風景

X halfでセルフポートレートが撮れる「シモキタフォトブース」も用意された。ブース内部にはフィルムシミュレーションをイメージした背景もある。希望者はスタッフに撮ってもらう事もできる。

屋根を付けられるシモキタフォトブース。雨が降っても撮影可能とのこと

イベント名

シモキタシャッター -話す。撮る。遊ぶ。カメラでつながる-

期間

5月23日(金)〜 25日(日)

時間

11時00分〜18時00分

会場

下北沢・BONUS TRACKおよびPARK
住所:東京都世田谷区代田2丁目36番12号〜15号

入場料

無料

1981年生まれ。2006年からインプレスのニュースサイト「デジカメ Watch」の編集者として、カメラ・写真業界の取材や機材レビューの執筆などを行う。2018年からフリー。