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富士フイルム「X half」の発表会に内田理央さんが参加

いち早く体験できるイベント「シモキタシャッター」も実施予定

デジタルカメラ「Xシリーズ」新製品撮影体験会に参加した内田理央さん

富士フイルムは5月22日(木)、同日に発表したデジタルカメラ「X half」のメディア向け体験会を都内で開催。女優の内田理央さん、写真家・映像作家の増田彩来さんが登場し、一足先にカメラを使った感想を語り合った。5月23日(金)からは一般の体験イベントも実施する。

X halfは、1型センサーを縦に配置したデジタルカメラで、カメラを横位置に構えながら縦構図の写真を撮影できるというモデル。ハーフサイズフォーマットのフィルムカメラのような撮影を楽しめる新発想のモデルとして、Xシリーズのラインアップに加わった。

1枚の写真では表現しきれない時間を

増田彩来さん(左)と内田理央さん(右)

カメラ初心者という内田さんは、タッチ操作を主とする本機に触れ「直感的に簡単に操作できるので、スマホのアプリを使っているような感覚でした。初心者にもおススメできるなと思いました」と印象を語った。

X halfは背面モニターのスライドやタッチ操作を通じて各種のメニュー設定を行う。物理的なボタンが少ないため、日頃カメラを扱うことが少ない人にとっても、使いこなしのハードルがあまり高くならないようだ。

2枚の写真を1枚の画像に組み合わせられる2in1機能もX halfの特徴だ。増田さんもこの機能に魅了されたといい、「2枚でそれぞれ距離を変えたり、表情違いで撮ったり、1枚の写真では表現しきれない時間をまとめられたのが楽しかったです」と話した。

2in1機能は、ボディの右肩に備えたフレーム切り換えレバーを使用する

富士フイルムが新たに開発し、X halfに搭載したフィルター機能も試したという2人。「期限切れフィルム」や「ライトリーク」「ハレーション」など、フィルムの特徴的な描写がデジタルで出来たことを新鮮に感じたと増田さんは言う。

「効果が一定というわけではなく、不規則で写真ごとに読めない感じがフィルム写真と似ていて魅力的だなと思いました」(増田さん)

会場に展示されていた作品より。ライトリークのフィルターを使った写真

体験イベント「シモキタシャッター」

イベント会場のBONUS TRACK

5月23日(金)から5月25日(日)にかけて、体験イベント「シモキタシャッター -話す。撮る。遊ぶ。カメラでつながる-」が開催される。場所は下北沢・BONUS TRACKおよびPARK。開催時間は11時00分~18時00分。

会場では製品のタッチ&トライをはじめ、写真家やインフルエンサーによる作品展示、セルフポートレート撮影コーナーなどを用意する。

X halfのレンタルも実施(要事前予約)。下北沢の街を舞台に3つのミッションをクリアすると、撮影した写真から3枚をプリントして、イベントオリジナル台紙と一緒にプレゼントする。

本誌:宮本義朗