イベントレポート

【CP+】キヤノン、EOS M6やEOS 9000Dなど展示

撮影ジャンル別のブースレイアウト 「あんしんメンテ in CP+」も開催

EOS M6

2017年のキヤノンブースは、入力から出力までをカバーするキヤノンの製品・サービス群を全面的に見せつつ、カメラの製品展示においては被写体別でコーナーを分けるという新しい試みが見られる。来場者が自分の撮りたいシーンにあった製品を見つけやすいようにとの考えだ。

セミナーのステージもレフトゾーン(乗物・動物・スポーツ)、センターゾーン、ライトゾーン(風景・花/ポートレート・スナップ)のそれぞれに用意されている。

こちらは4月上旬発売の本格志向エントリー機「EOS 9000D」が人気
EOS 9000D
鉄道模型を追尾撮影できるセット
ポートレート撮影のコーナー。4月発売の「EOS Kiss X9i」があった
ギャラリーもジャンル別に用意されている
小型化した新キットレンズ「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」と従来モデルの比較
ポケットサイズの1型コンパクト「PowerShot G9 X Mark II」
フォトブック制作サービスの紹介コーナー

そのほかの目玉には、出張版のメンテナンスサービスともいえる「あんしんメンテ in CP+」がある。基本点検と外観清掃の「あんしんメンテ スタンダード」を基本としたもので、センサークリーニングは実施しないが、外装クリーニングなどが行われていた。プロの手際を間近で見られるチャンスでもある。

あんしんメンテ in CP+
「あんしんメンテ スタンダード」の一部を体験できる試み

動画関連では、来る8K時代を見据えた展示があった。2020年に向けて、各社の4K〜8Kへの取り組みは一層加速していくことだろう。

参考展示の8K対応レンズとカメラ。Inter BEEでも展示されたもの
EOS 5Ds Rで撮影した画像を8Kモニターで見られる
超望遠レンズコーナー
EOS 30周年記念のクラフト素材を公開中だという

本誌:鈴木誠