イベント告知
大井川鐵道、満天の星に抱かれる「星空列車」を運行。2023年2月末までの冬期限定
2022年10月27日 10:00
大井川鐵道株式会社は10月20日、大井川鐵道井川線（愛称：南アルプスあぷとライン）において、「星空列車」を2022年11月から2023年2月末までの毎週土日（年末年始のぞく）、合計32日間の予定で運転すると発表した。
今年で6回目を迎える当列車は、千頭駅から奥大井湖上駅間を通常ダイヤでは走行しない時間帯に運行し、冬の星空を楽しもうといった趣旨の列車。
同社では、「夜行列車のような雰囲気も満喫できるほか、終着駅の奥大井湖上駅まで直行と急行列車としての特別運転となります。星空観察を行う『奥大井湖上駅』は周辺に灯が少ないため、星空観察には絶好のロケーション。満天の星に抱かれながら、しばしゆったりと贅沢な時間を星空と共にお過ごしください」と説明する。
なお、当該駅のある静岡県榛原郡川根本町は、環境省主催「全国星空継続観察（スターウオッチング・ネットワーク）」の平成18年夏季調査において、一般参加団体による写真撮影部門で夜空の明るさが星の観察に適した場所「全国第2位」に選出されている。
また、奥大井湖上駅は、長島ダム建設によって誕生した接岨湖（長島ダム湖）に突き出した半島状の先端に位置する駅となっており、湖にぽっかり浮かんだように見えることから不思議な駅あるいは、駅周辺に人家もなく自動車でも行けないため秘境駅とも呼ばれているという。
近年は、写真映えすることからSNS上でも話題となり、静岡県の「ふじのくにエンゼルパワースポット」のひとつにも認定。恋のかなう駅とも呼ばれている。加えて、貴重な地域資源として評価された日本各地の文化や観光名所に贈られる「クールジャパンアワード2019」を静岡県で初めて受賞している。
イベント名
2022～2023年星空列車
運転日（計32日間）
2022年11月：5日（土）、6日（日）、12日（土）、13日（日）、19日（土）、20日（日）、26日（土）、27日（日）
2022年12月：3日（土）、4日（日）、10日（土）、11日（日）、17日（土）、18日（日）、24日（土）、25日（日）
2023年1月：7日（土）、8日（日）、14日（土）、15日（日）、21日（土）、22日（日）、28日（土）、29日（日）
2023年2月：4日（土）、5日（日）、11日（土）、12日（日）、18日（土）、19日（日）、25日 （土）、26日（日）
乗車上限（1便あたり）
150名（定員245名）
※事前予約はなし、先着順での乗車となる
運転区間
大井川鐵道 千頭駅～奥大井湖上駅
※途中下車不可
※当該駅以外での乗降はなし
行程
①千頭駅（16時53分）→奥大井湖上駅（18時01分）
※奥大井湖上駅で64分の星空観察
②奥大井湖上駅（19時05分）→千頭駅（20時08分）
運賃
星空列車特別乗車券：大人1,940円、小人970円
千頭駅～奥大井湖上駅の往復料金＋急行料金
※荒天時は運転を取りやめる場合あり
販売場所
千頭駅 窓口