イベント告知

大井川鐵道、高さ125mの畑薙第一ダム見学ツアー…井川線の全線乗車付き

畑薙第一ダム

大井川鐵道株式会社は、中部電力とコラボレーションしたツアー企画「畑薙第一ダム運転開始60周年特別見学と南アルプスあぷとライン全線乗車」を開催する。実施日は3月10日(金)と3月18日(土)。料金は大人1万6,800円、小人(小学生以下)1万4,800円。定員は各回35人(最少催行人員20人)、添乗員同行。

畑薙第一発電所(静岡県静岡市)の運転開始60周年を記念し、畑薙第一ダムの内部見学をセットにした日帰りツアー。「大井川流域の人々の生活を支える井川線と畑薙第一ダムの成り立ちや役割にふれあっていただく」としており、参加者にはオリジナルの「60周年ダムカード」もプレゼントされるという。

井川線イメージ(アプト式鉄道区間)

ツアー工程は、大井川鐵道・井川線(南アルプスあぷとライン)の全線乗車も含む(一部貸切バス区間あり)。南アルプスあぷとラインは「日本唯一のアプト式鉄道」「鉄道日本一の急勾配」「河床からの高さ日本一(70.8m)の関の沢橋梁」といったポイントをのんびり楽しめるとしている。

畑薙第一ダムは、中空重力式コンクリートダムとしては日本一という、高さ125mのえん堤を有している。空洞になったえん堤の中に発電所がある。放流水は建屋上を流れるなど、山間部のせまい地形を有効に使った設計が特徴としている。

昼食は畑薙第二ダム近くの白樺荘で「畑薙ダムカレー」