イベント告知

日本カメラ博物館、特別展「いまも変わらぬ魅力 二眼レフカメラ展」を開催。2月8日~6月19日まで

左上からアカデミー1号(1882年)/バザン レフレックスカメラ(1890年)/ローライフレックス(1929年)/スーパーフェクタ(1932年)/ローライコード(1933年)
コンタフレックス(1935年)/リコーフレックスIII(1950年)/ミニコード(1951年)/ローライフレックス4×4(1957年)/マミヤC330プロフェッショナルf(1975年)

日本カメラ博物館は、特別展「いまも変わらぬ魅力 二眼レフカメラ展」を2月8日(火)に開催する。期間は6月19日(日)まで。

初期の乾板用木製二眼レフカメラや、代表的な「ローライフレックス」など、各種二眼レフカメラを約200点展示。二眼レフカメラの原型となったというカメラ「アカデミー 1号」(1882年、イギリス)をはじめ、多様なカメラを分類しながら紹介するという。本展で展示される資料を収めた図録の販売も行う。

ファインダー用レンズと撮影用レンズが上下に並んでいる「二眼レフカメラ」は、登場以来世界中で人気となり、様々な二眼レフカメラが作られました。日本でも多くの二眼レフカメラが製造され、特に戦後においては「リコーフレックスIII」が爆発的な人気を得るなど、カメラブームを牽引する製品として一時代を築きます。最盛期となる1950年代には大小のメーカーが林立し、カメラ名の頭文字をアルファベット順で並べるとAからZまでが一部を除きほとんどそろうといわれるほどの隆盛を誇りました。

その後は一眼レフカメラの台頭もあり、1960年代以降は徐々に主軸製品から退いていきましたが、6×6センチ判のましかく画面や、ピントや構図を上から覗いて確認するウエストレベルファインダー、独特な縦型デザインなど、二眼レフカメラの独自スタイルは根強い人気を維持し、デジタルネイティブ世代となった現在でも新たなユーザーを獲得し続けています。

今回の特別展では、二眼レフカメラの原型となったカメラをはじめ、長期間製造された多様な二眼レフカメラについて分類しながら紹介し、その魅力をお伝えします。

展示情報(日本カメラ博物館Webサイトより)

日本カメラ博物館

所在地:東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル
開館時間:10時00分~17時00分
休館日:毎週月曜(月曜祝日の場合は翌火曜)※GW期間(4月29日~5月28日)は休まず開館
入館料:一般300円、中学生以下無料。10名以上の団体割引あり