デジタルカメラマガジン
9月号特集は写真の新常識。進化するカメラのトレンドを部類別でチェック
2023年8月19日 07:00
<特集>進化するカメラの最新トレンドで写す写真表現
写真に限らず最初に教えてもらったことを常識と認識して、それをずっと続けているケースが多い。技術や機材が進歩した結果、今まで常識と思っていたことが古くなり、別の方法が新しい常識になっていることがある。デジタルカメラマガジン9月号の特集では情報がアップデートしたことで、写真に関する新しくなった常識やトレンドを「撮影」「アイテム」「現象」「アプリ」「スポット」に分けて紹介する。
57個の最新撮影トレンドを紹介
- 01:風景のゴールデンタイムには第2のクライマックスがある
- 02:虹の出現率は誰でも予測できる
- 03:スカイツリーにかかる月は狙って撮れる
- 04:画面内に被写体が入ったら自動的に撮れる
- 05:50mmを標準と呼ぶのは視野に近いからではない
- 06:犬の視線コントロ-ルは猫じゃらしが便利
- 07:日の丸構図がベストなときもある
- 08:ドローンを使わなくても空撮写真が撮れる
- 09:工場に潜入したように撮れる場所がある
- 10:鉄道撮影の主流は被写体認識AF
- 11:躍動感あるポートレートは広角レンズが最適
- 12:ハロと飛行機の写真は狙って撮れる
- 13:日本でも噴火の写真が撮れる場所がある
- 14:アクセサリーの流行は日々進化する
- 15:雲の高さで夕焼けのタイミングは異なる
- 16:CFexpressはSDより安くて速い
- 17:天の川は赤道儀がなくてもキレイに写せる
- 18:中望遠のフレームで街スナップは印象的になる
- 19:室内のペット撮影は窓際+白マットが最強
- 20:透明感のある海を撮るなら大潮の午前中を狙え
- 21:月は昇り始めてから30分以内に撮れ
- 22:飛行機が飛ぶ方向は風向きで分かる
- 23:シャープネスは粒子でコントロールする
- 24:最新レンズの描写をオールド調にする
- 25:雷は手持ちでスピーディーに撮影
- 26:私用でもモデル撮影は許可が必要になる
- 27:ヴェイパーが出る条件は決まっている
- 28:知識がゼロでも使える赤道儀がある
- 29:夏の強い光はポートレートに最適
- 30:光芒は狙って撮ることができる
- 31:風景は快晴ではない方がドラマチックになる
- 32:美しい夕焼けは雨が降る前後が狙い目
- 33:Instagramのアスペクト比は4:5が推奨されている
- 34:星を目立たせつつ夜空が紫紺になるフィルター
- 35:ディスプレイに必要なのは4K+ハードウェアキャリブレーション
- 36:スポーツ写真のトレンドはF1.2の大口径単焦点
- 37:定番85mmだけのポートレートはもう古い
- 38:二尺玉と城を撮れるスポットが佐賀にある
- 39:リフレクションの狙い目は雨上がりの夜
- 40:流星群はどの方向を狙っても撮影できる
- 41:生命力を感じる新緑を撮るならば5月を狙え
- 42:雨の日は透明タイプのビニール傘を持ち歩く
- 43:野鳥が飛ぶ方向は撮影前に予測できる
- 44:ノイズ低減と同時に解像感もアップできる
- 45:ストーリー性はアングルで作り出す
- 46:星の点像表現は高画素化でシビアに
- 47:見えない音や気配も写真に撮れる
- 48:夜の流し撮りはフィルムでは不可能だった
- 49:むやみに絞らなくてもパンフォーカスに
- 50:花火のポートレートは明るいうちに撮れ
- 51:人物の顔は緑かぶりしてもかまわない
- 52:三脚を使わなくても長時間露光ができる
- 53:ミラーレスカメラはド逆光でも撮りやすい
- 54:スナップシューティングはプログラムシフトで
- 55:不要なモノは後で消して現場は構図に集中
- 56:スナップの名手は28mmを使いこなす
- 57:まるでウユニ塩湖のように撮れる場所がある
登場写真家(敬称略)
赤城耕一、アニマルラグーン、大和田良、亀山岳史、柄木孝志、菊池真以、木村琢磨、河野英喜、こばやしかをる、小林哲朗、saizou、佐々木和一朗、杉浦英貴、鈴木さや香、髙須力、館野二朗、土手光貴、中野耕志、中原一雄、深澤 明、ふがまるちゃん、藤浪秀明、藤原嘉騎、三吉勇基、茂手木秀行、八木千賀子、山下大祐、山本春花、湯淺光則
<レビュー> 中井精也の連載Adventure TRAINでα6700が登場
日本全国の鉄道をαとともに冒険する中井精也の連載「Adventure TRAIN」。今回は発売したばかりのソニーα6700を使って、東武鉄道の新型特急スペーシア Xを撮影。鉄道風景、流し撮り、編成でその実力を試した。
<ギャラリー> 山下峰冬「Frozen World」
沖縄の美しい青い空とクリアな海の色に魅了され、この地に移り住んだ写真家・山下峰冬。彼が旅先に選んだのは、南国とは真逆となる氷の世界。北大西洋に浮かぶアイスランドだった。20日間の旅で目にした氷の世界は、海のスペシャリストにどのように写ったのだろうか?