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キヤノン「EOS-1」シリーズが誕生25周年を迎える

 キヤノンは6月10日、同社レンズ交換式カメラのフラッグシップである「EOS-1」シリーズが、初号機「EOS-1」(1989年)の誕生から25周年を迎えたとのニュースリリースを発表した。

EOS-1(1989年)
EOS-1D X(2012年。現行モデル)

 EOS-1は、世界初の電子マウント方式を採用したAF一眼レフカメラとして1987年に誕生した「EOS」のプロ向け最高級機として、2年後の1989年に登場。「意思に従う自動化」というEOSの思想に基づき、最先端技術、最高クラスの性能、高耐久性、堅牢性、信頼性の実現でプロの要求に応えるフラッグシップに位置づけている。

 その後、AF多点化で動体予測精度を高めた「EOS-1N」(1994年)、最高9コマ/秒に追従する動体予測と45点AFを搭載した「EOS-1V」(2000年)などを投入した。

 フラッグシップのEOS-1シリーズとして初のデジタル機は「EOS-1D」(2001年)。続く35mmフルサイズセンサー搭載の「EOS-1Ds」(2002年)をはじめ、画質と連写性能を向上させながらラインナップを強化し、2012年6月には現行モデルの「EOS-1D X」を発売した。

 加えて2012年12月には、4K動画記録に対応するデジタル一眼レフカメラ「EOS-1D C」も発売。EOS-1D Cも含め、EOS-1シリーズは現在までに合計14機種が登場している。

(本誌:鈴木誠)