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キヤノン「EOSシリーズ」が累計生産7,000万台を達成

 キヤノンは2月6日、EOSシリーズの累計生産台数が2月5日に7,000万台を達成したと発表した。

 EOSシリーズは、同社のレンズ交換式カメラの名称。1987年に福島工場(当時)で「EOS 650」の生産を開始して以来、大分キヤノンや台湾キヤノンなどで生産。2012年10月に6,000万台を達成してから1年4カ月後に7,000万台を達成した。

EOSシリーズの1つ「EOS 70D」(2013年8月発売)。EOSシリーズで初めて「デュアルピクセルCMOS AF」を採用したデジタル一眼レフカメラ。

 EOSとは、「Electro Optical System」の略で、ギリシャ神話に登場する「曙の女神」の名でもある。世界初の電子マウント方式を採用し、レンズとボディ間だけでなくシステム全体の完全電子制御化を実現したAF一眼レフカメラとして1987年3月に誕生した。

 なお、EOSシリーズ用の交換レンズ「EFレンズ」の累計生産本数が、2014年内に1億本を達成する見込みという。EFレンズは2013年5月に9,000万本を達成している。

(本誌:武石修)