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ニコン「Df」体験イベントが開催

AF-S NIKKOR 58mm f/1.4 Gの試写やNIKKOR レンズクロックの展示も

 株式会社ニコンイメージングジャパンは本日11月16日、東京・品川で「Nikon Df体験イベント Nikon Digital Live 2013」を開催。翌11月17日(日)にも行なわれる。入場は無料。

  • Nikon Df体験イベント Nikon Digital Live 2013
  • ・会場:TKPガーデンシティ品川ボールルームウェスト
  • ・住所:東京都港区高輪3-13-3 SHINAGAWA GOOS 1F
  • ・日時:2013年11月16日土曜日12時〜20時、11月17日日曜日10時〜17時

 11月28日発売のデジタル一眼レフカメラ「ニコンDf」を披露するイベント。11月5日に発表時より話題の製品だけあって、会場には大勢の来場者が詰めかけた。開場前には100名以上の列ができたという。

 ニコンのこの種のイベントとしては珍しく、東京会場のみでの開催となる。ただしステージコーナーの様子は、ニコンサロン大阪のショールームに生中継されているという。

 ニコンDfは、有効1,625万画素の35mmフルサイズセンサーを採用するデジタル一眼レフカメラ。ダイヤル類によるマニュアル操作を重視し、往年の銀塩一眼レフカメラを思わせるスタイリングが話題を呼んでいる。

ニコンDfシルバー
ニコンDfブラック
シルバーの背面
セミソフトケース「CF-DC6」と、同時発表のプレミアムレザーストラップ「AN-SPL001」の組み合わせ例
ダイヤルによる操作感を試す来場者が多く見られた
35mmフルサイズの有効1,625万画素CMOSセンサー
マグネシウムボディを採用
Dfに採用されるペンタプリズム

 会場では、2つの撮影体験コーナーと説明カウンターでDfを触ることができた。いずれも列ができるほどのにぎわいを見せており、Dfを手にできるようになるには、若干の待ち時間が必要。

説明カウンター

 撮影体験コーナーのひとつは、六本木ヒルズ森タワー内に展示されている「東京都市模型」(通常一般非公開)を撮影するもの。東京都市模型の一部を会場に設置し、あたかもDfで空撮を行なっているかのような撮影を楽しめる趣向としていた。

撮影コーナーのひとつとして「東京都市模型」の一部が展示されていた
時間によっては夕焼けを模した照明になることも

 もうひとつは、10月31日発売の大口径単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4 G」をDfに組み合わせたモデル撮影コーナー。同レンズの持ち味の一つであるボケの美しさを体感してもらえるようにと、モデルの後ろには点光源を配置する凝り様だ。

イルミネーションを強調したモデル撮影コーナー
定価約20万円の大口径単焦点レンズ「AF-S NIKKOR 58mm f/1.4 G」を試せる

 メインステージでは、阿部秀之氏、中井精也氏、茂手木秀行氏によるトークが展開。また、Dfを開発したニコン後藤研究室のメンバーの一人、三浦康晶氏に河田一規氏が開発のきっかけやコンセプトなどを聞くインタビューも盛り上がっていた。

ステージで解説する阿部秀之氏。Dfにあわせ、オールドニッコールレンズを購入したことを明らかにした
超望遠レンズコーナーも人気。ただしボディはDfではない

 Df以外の新機種としては、D610、D5300、Nikon 1 AW1などの展示があった。いずれも手にとって機能などを試せる。

D610
D5300
レンズ交換式にして防水耐衝撃カメラのNikon 1 AW1
ボディジャケットを装着。水や砂をかぶった状態で展示されていた

 また、ニコンの直販サイト「ニコンダイレクト」のオリジナル商品についても、実物を見ることができた。

ニコンダイレクトの商材紹介
Dfで撮影した作品の展示も

 ちなみに、11月14日からスタートした交換レンズの購入キャンペーン「NIKKOR発売80周年記念 ファイナルキャンペーン」でプレゼントされる「NIKKOR レンズクロック」も実物を見ることができる。

抽選1,000名に当たる「NIKKOR レンズクロック」
左が2,000名に当たる「Nikkor レンズスタンド」

 レンズクロックはAF-S NIKKOR 24-70mm F2.8 G EDのデザインをベースにしており、アラーム音はD4のAF合焦音やシャッター音。本物同様の大きさと質感に、来場者が足を留めて見ていた。

 Dfの価格はオープンプライス。店頭予想価格はボディのみが28万円前後、特別デザインの「AF-S NIKKOR 50mm F1.8 G」が付属するSpecial Editionキットが30万円前後の見込み。カラーはシルバーとブラック。

(本誌:折本幸治)