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キヤノン、大口径F1.2で最軽量の「RF45mm F1.2 STM」
EF50mm F1.2L USMの描写を再現
2025年11月6日 15:09
キヤノンは、大口径単焦点レンズ「RF45mm F1.2 STM」を11月下旬に発売する。直販価格は6万6,000円前後。開放F値1.2のEF/RFレンズで最軽量の約346gを実現した。
新製品には、EF50mm F1.2L USMのような最新設計レンズにはない「やわらかさ」や「味」を求めるユーザーの声を反映したという。大口径F1.2の大きなボケを気軽に楽しめる「コスパ重視レンズ」として位置づけている。
焦点距離45mmは50mmより人間の視野に近い画角とされ、自然な画角と遠近感で撮影できるという。ポートレート、スナップ、風景写真などで幅広い撮影シーンで活用できるとしている。
F1.2の明るさによる大きなボケ描写も特徴の1つ。2007年発売の交換レンズ「EF50mm F1.2L USM」のような描写感を再現し、柔らかい描写感を持つという。
レンズ構成は7群9枚。特殊レンズとして大口径のPMo非球面レンズを1枚使用しており、それを効果的に配置することで高い描写性能と小型化を両立。またレンズの使用枚数を抑えたことで低価格化の実現にも寄与したとしている。
AF駆動用にギアタイプのSTMを採用。従来のリングUSMと比べて大幅な小型・軽量・低価格化を実現しながら、重い大口径レンズの高速・高精度駆動を可能にした。
- 焦点距離:45mm
- 開放Fナンバー:F1.2
- 最短撮影距離:0.45 m
- 最大撮影倍率:0.13倍
- レンズ構成:7群9枚(非球面レンズ1枚含む)
- 絞り羽根枚数:9枚
- 手ブレ補正機構:なし
- フォーカス駆動方式:ギアタイプSTM
- フィルターサイズ:67mm
- 外形寸法:約φ78×75mm
- 質量:約346g








