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“即撮りボタン”を搭載した「Xperia 10 VII」が9月中旬以降に登場
2025年9月12日 16:02
ソニーは9月12日(金)、スマートフォン「Xperia 10 VII」を商品化すると発表した。発売日は9月中旬以降を予定している。Xperiaシリーズのスタンダードクラスに位置づけられたモデルで、カメラアプリの起動と撮影を同一ボタンで操作可能な「即撮りボタン」を新搭載した。
背面のカメラは2眼構成。16mm/24mm/48mmの3つの焦点距離で撮影できる。24mm/48mm・F1.9レンズには、従来機種比で約1.6倍の大きさとなる1/1.56型のセンサーを搭載。16mm・F2.4レンズには1/3型センサーを採用する。
有効画素数は16mm時が1,300万、24mm時が5,000万、48mm時が1,200万画。記録画素数はいずれも1,200万。
カメラ機能のトピックは「即撮りボタン」を搭載したこと。スクリーンロックがかかっている状態でも、ボディ側面に配置されたボタンを長押しすることでカメラアプリが立ち上がり、そのまま持ち替えることなくシャッター操作ができるという。
バッテリー容量は5,000mAhだが、“電池持ちの良い”タイプを搭載したという。また独自の「いわたり充電」機能により、使用開始から4年経過しても劣化を防ぐとしている。
RAMは8GBで、ROMは128GB。チップセットにはSnapdragon 6 Gen 3を採用する。
GoogleのAIアシスタントGeminiを搭載。電源ボタンの長押しで即時起動も可能という。画像、動画、テキストを丸で囲んだりすることで簡単にWeb検索できる「かこって検索」に対応している。
有機ELディスプレイの比率は19.5:9。筐体振動を低減したという、新しい構造のフロントスピーカーを搭載する。リフレッシュレート120Hz駆動に対応。
外形寸法は約153×72mm。重量は約168g。