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ソニー「α1 II」に最新ファームウェアVer3.00

撮影情報の縦表示が可能に 動画クリップにフラグをつける機能も

α1 II

ソニーは、ミラーレスカメラ「α1 II」の最新ファームウェア Ver.3.00を7月30日(水)に公開した。撮影の利便性向上、動画制作機能の充実、セキュリティ強化などの改良が施されている。

撮影情報の表示レイアウトが縦横両方向に対応した。撮影モードやドライブモード、フォーカスモードの変更についても、従来のダイヤル操作に加えて、メニュー操作からも選択可能となった。

デュアルスロット使用時の利便性も向上した。スロット1と2に同時記録された画像に対して、削除やレーティングの操作を同時に行えるようになった。再生時にはフォルダー名とファイル名が表示される。

動画撮影機能では、撮影中や撮影後にクリップに対してOK、NG、KEEPの3種類のフラグを設定できるようになった。

更新内容一覧

  • 撮影情報表示のレイアウトが縦横両向きに対応
  • 「撮影モード」「ドライブモード」「フォーカスモード」の変更方法をダイヤル操作またはメニュー操作から選択可能に
  • スロット1と2に同時記録された画像の「削除」「レーティング」が同時実行可能に
  • 再生時にフォルダー名とファイル名を表示
  • 動画撮影中・撮影後にOK、NG、KEEPの3種類のフラグを付加する機能を搭載
  • FTP転送機能を強化し、転送中の予定画像選択と予約転送中止が可能に
  • Transfer & Taggingアプリとの連携により、プロテクトした静止画・動画の自動FTP転送予約設定が可能に
  • Monitor & Control機能にフォーカスマップ表示とアイリス操作バー表示を追加
  • 真正性カメラソリューションの「電子署名書き込み」機能で撮影された画像の再生時表示をサーバー日時からユーザー日時(カメラ内蔵時計)に変更
  • Wi-Fi接続時の「WPA」「WEP」機能を廃止し、「WPA2」または「WPA3」の使用を推奨
  • 全体的な動作安定性を改善
本誌:佐藤拓