ニュース

ロモグラフィーの新しい「ペッツバール」レンズが予約開始

ボケコントロールリングを装備した「ぐるぐるボケ」レンズ

左からJoseph Petzval 80.5mm f/1.9、Joseph Petzval 55mm f/1.7、Joseph Petzval 35mm f/2

株式会社ロモジャパンは7月23日(水)、交換レンズ「Joseph Petzval Focus-coupled Bokeh Control Art Lens Series」を発表した。ボケコントロールリングを備えたMF(マニュアルフォーカス)レンズ。27mm、35mm、55mm、80.5mm、135mmの5製品を投入予定としている。

19世紀に誕生したPetzval(ペッツバール)型レンズを現代に再現したという、同名製品のカメラ用交換レンズの新ラインアップ。

特徴とする背景の「ぐるぐるボケ」に加え、新たにフォーカス連動(focus-coupled)ボケコントロールも使えるようになった。中央の被写体周囲にぐるぐるボケが生じる特性はそのままに、7段階のボケコントロールが可能になっている。

7月23日(水)から予約が始まったのは、35mm f/2、55mm f/1.7、80.5mm f/1.7の3製品。単体以外にも3本セットを用意する。

Joseph Petzval 35mm f/2
Joseph Petzval 55mm f/1.7
Joseph Petzval 80.5mm f/1.9

いずれも35mmフルサイズセンサーのイメージサークルに対応。

動画制作での利用を想定し、180°のフォローフォーカスとMOD 0.8のギアに対応。5製品ともギアの位置を統一している。絞りリングはクリックレス仕様となっている。写真撮影にも最適化したという。

対応マウント

  • キヤノンRF
  • ソニーE
  • ニコンZ

価格

  • Joseph Petzval 55mm f/1.7:69,800円
  • Joseph Petzval 80.5mm f/1.9:69,800円
  • Joseph Petzval 35mm f/2:69,800円
  • レンズセット:179,800円(35mm、55mm、80.5mmの3本セット)
本誌:折本幸治