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フォクトレンダー NOKTON 35mm/50mm F1.2がリニューアル
レンズ先端のデザインを変更 フードも刷新
2025年5月22日 12:35
株式会社コシナは、フォクトレンダーブランドの大口径レンズ「NOKTON」の35mmと50mmをリニューアル。それぞれ「IV」「II」に刷新して5月23日(金)発売する。
いずれも2024年7月に生産終了したVMマウント製品の後継機種。2025年のCP+において参考展示を行っていた。大口径F1.2による大きなボケ表現とコンパクトなサイズを維持しながら、レンズ先端部をシルバーからブラック仕上げに変更し、全体の印象を引き締めたデザインを採用した。
機構部品の見直しにより、軽量化も果たした。35mmは332gから300gに、50mmは347gから322gへとそれぞれ軽くなっている。
両機種とも35mmフルサイズのイメージサークルに対応する。
両面非球面レンズを採用し、高水準の画質を実現したという。12枚羽根の虹彩絞りにより美しいボケ味だとしている。
専用フードも新設計し、カメラのファインダーを遮らないよう配慮。収納時にはリバース装着が可能で、携帯性を向上させた。別売フード「LH-14」(1万3,200円)は両機種に使用でき、50mmモデル専用の「LH-15」(1万6,500円)も用意する。
NOKTON 35mm F1.2 Aspherical IV
- 対応マウント:VM
- 口径比:1:1.2
- 最小絞り:F22
- レンズ構成:7群9枚
- 画角:61.5°
- 絞り羽根枚数:12枚
- 最短撮影距離:0.5m
- 距離計連動範囲:∞~0.7m
- フィルター径:Φ52mm
- 外形寸法:Φ61.8 X 51.8mm
- 重量:300g
- 希望小売価格:14万8,500円