ソニーは、10倍ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「サイバーショットDSC-WX100」を3月16日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は3万円前後の見込み。ホワイト、シルバー、ブラック、ピンク、ブラウンを用意する。
 25-250mm相当(35mm判換算)F3.3-5.9の10倍ズームを搭載しながらも、本体の厚みを21.6mmに抑えたモデル。超解像技術を併用すれば20倍までのズームもできる。TransferJet機能も内蔵している。
 撮像素子は1/2.3型有効1,820万画素Exmor R CMOSセンサーで、新たにオートモードの「プレミアムおまかせオート」で最高ISO12800までの高感度撮影が行なえるようになった。ISO6400以上では連写重ね合わせと全画素超解像技術の組み合わせによりフル画素ながらノイズを1/6に低減したとする。
 手ブレ補正機構は光学式で、ブレ検出センサーの刷新とアルゴリズムの進化で手ブレの検出精度を向上させた。動画はAVCHDに対応。動画撮影時は従来のアクティブモード(広角側でブレをより低減)に加えて望遠側では電子式手ブレ補正機能を併用できるようになった。AFの高速化も図った。
 画像仕上げ機能「ピクチャーエフェクト」には従来の7種類に加えて、新たに「イラスト調」と「水彩画調」が加わった。
 オプションとしてソフトキャリングケース「LCS-WM」を用意する。価格は3,255円。カラーはブラック、ピンク、ブラウン、ホワイト、バイオレット。
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| マリンパック「MPK-WH」も用意する。価格は2万8,560円。 | 
主な仕様| 製品名 | DSC-WX100 | 
| 撮像素子 | 1/2.3型有効1,820万画素Exmor R CMOSセンサー | 
| レンズ | 25-250mm相当(35mm判換算)F3.3-5.9 | 
| 最短撮影距離 | 5cm(広角端) 150cm(望遠端)
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| 手ブレ補正 | レンズシフト式 | 
| 感度 | ISO100-3200 ISO6400-12800(全画素超解像技術および重ね合わせ連写)
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| 露出プログラム | プログラムAE | 
| 測光方式 | マルチパターン、中央重点、スポット | 
| シャッター速度 | 4-1/1,600秒(全モードあわせて) | 
| 液晶モニター | 2.7型約46万ドット | 
| 記録メディア | SDXC/SDHC/SDメモリーカード メモリースティックPRO-HGデュオなど
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| 連写速度 | 約10コマ/秒 | 
| 動画記録 | AVCHD(1,920×1,080・60i)など | 
| バッテリー | リチウムイオン充電池NP-BN | 
| 撮影可能枚数 | 約240枚 | 
| 外形寸法 | 92.3×52.4×21.6mm | 
| 質量 | 約108g(本体) 約124g(バッテリー、メモリーカード含む)
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