リコー、「女川町 セーブ・ザ・メモリー 写真センター」を開設


 リコーは10日、「女川町 セーブ・ザ・メモリー 写真センター」を開設した。東日本大震災の被災地で回収された写真をデジタル化して持ち主に返還する「セーブ・ザ・メモリープロジェクト」の一環。

 同センターは、2011年9月の宮城県南三陸町、2011年10月の陸前高田市に続く3カ所目の開設。同プロジェクトでは、回収・洗浄された写真を複合機でデジタル化し、同社が提供するオンラインストレージサービス「クオンプ」に保管する。デジタル化した写真は各写真センター内のパソコンから閲覧でき、持ち主がわかったものから写真の原本とデータを渡すという。

 2012年1月10日現在の回収枚数は、岩手県陸前高田市が4万2,321枚、宮城県女川町が1万2,045枚、宮城県南三陸町が6万529枚(Webサイトより)。

 女川町 セーブ・ザ・メモリー 写真センターの開設場所は、女川町陸上競技場1F(総合運動場内)。閲覧時間は毎週火・木・日の9時〜16時。




(本誌:鈴木誠)

2012/1/10 13:32