シグマ、「12-24mm F4.5-5.6 DG HSM」をリニューアル


 シグマは8日、超広角ズームレンズ「12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM」を発表した。発売日や価格は未定。9日にパシフィコ横浜で開幕するイベント「CP+2011」に出品する。

12-24mm F4.5-5.6 II DG HSM

 35mmフルサイズのイメージサークルに対応する超広角ズームレンズ。2003年11月に発売した「12-24mm F4.5-5.6 EX DG Aspherical HSM」の後継機種。ズーム全域での最短撮影距離28cmを継承した。

 蛍石と同等の性能を誇る「FLD」(“F” Low Dispersion)ガラス4枚とSLD(特殊低分散)ガラス1枚を新たに採用し、超広角で問題となる色収差を極限まで補正したとしている。グラスモールド非球面レンズ3枚、ハイブリッド非球面レンズ1枚の採用でコンパクト化も図った。

 レンズ構成は13群17枚。最大撮影倍率は1:6.4。絞り羽根は6枚。サイズは87×120.2mm(最大径×全長)。重量は未定。ケースが付属する。

(本誌:鈴木誠)

2011/2/8 09:00