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シネレンズ初のシフト機構を搭載した「LAOWA Zero-D Shift Cine」
ビスタビジョンに対応 15mm T4.8と20mm T4.1
2025年5月2日 11:37
株式会社サイトロンジャパンは、世界初のシフト機能搭載シネマレンズ「LAOWA Zero-D Shift Cine」シリーズの受注を5月2日(金)に開始した。
35mmフルサイズおよび、ビスタビジョンのイメージサークルに対応するシネマ向けシフトレンズ。シフト量は、35mmフルサイズで±11mm、ビスタビジョンで±9mmとなる。
焦点距離の異なる「LAOWA 15mm T4.8 Zero-D Shift Cine」と「LAOWA 20mm T4.1 Zero-D Shift Cine」を用意した。
歪みを最小限に抑えたという「Zero-D」設計により、広角レンズ特有の歪みを抑制し、シフト機能を使わない通常撮影時においても、自然な直線表現が可能だという。
対応マウントはArri PLのみだが、キヤノンRF、キヤノンEF、ソニーE、ニコンZ、Lの各マウントに変換する交換バヨネットを用意。交換バヨネットの価格はいずれも1万1,000円前後。
LAOWA 15mm T4.8 Zero-D Shift Cine
- 焦点距離:15mm
- 絞り範囲:T4.8-22
- フォーマット:35mmフルサイズ、ビスタビジョン
- イメージサークル:65.2mm
- 画角:110°
- レンズ構成:11群17枚
- 絞り羽根枚数:14枚
- 最短撮影距離:20cm
- シフト量:±11mm(35mmフルサイズ)、±9mm(ビスタビジョン)
- 外形寸法:119.2×93.4mm
- 質量:1,150g
- 対応マウント:Arri PL
- 価格:44万円前後