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鳥&動物の名前を識別できるスマート双眼鏡/静止画・動画の撮影も

ハクバ写真産業株式会社は、スワロフスキー・オプティックのスマート双眼鏡「AX VISIO 10×32 JPN」を5月31日(金)に発売する。希望小売価格は税込88万円。

観る、撮る、調べるを1台で完結できるスマート双眼鏡。観察中に撮影しながら、リアルタイムで野鳥を識別できるという。CP+2024で参考出展していた製品。

対物レンズ径は32mm、倍率は10倍。フィールドフラットナーレンズを採用し、双眼鏡としてトップクラスの性能を持つという。

内蔵メモリー(28GB)への静止画・動画記録が可能。静止画は13MP(4,208×3,120ピクセル)で、動画は最大FHDの記録に対応する。

撮影画像はアプリ「SWAROVSKI OPTIK Outdoor」を介してスマートフォンやデバイスからダウンロードできる。ライブストリーミングも可能としている。

9,000種類の野鳥や哺乳類、トンボ、蝶などが双眼鏡を覗いた状態で識別可能。双眼鏡内での表示は英語のみだが、野鳥の名前に関しては識別アプリ「Merlin」を介して、スマートフォン上で日本語にて確認できる。哺乳類、トンボ、蝶は非対応だという。

主な仕様

  • 倍率:×10
  • 対物レンズ径:32mm
  • ひとみ径:3.3mm
  • アイレリーフ:18mm
  • 視界:112m/1000m
  • 実視界:6.4°
  • 最短合焦距離:3m
  • 薄暮係数:(ISO14132-1)17.9
  • バッテリー:リチウムイオン 3,000mAh
  • 動作時間(通常/最大): 15時間/2時間
  • インターフェイス:Wi-Fi + Bluetooth Low Energy(BLE)
  • 外形寸法:154×137×96mm
  • 重さ:1,090g
本誌:佐藤拓