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パワーズーム初搭載の Z レンズ「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」。“自撮りやVlogに”

ニコンは、Z マウント交換レンズ「NIKKOR Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR」を5月19日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込5万4,000円。

ニコン Z 30への装着例

NIKKOR Z レンズで初となるパワーズーム機構を搭載する交換レンズ。ニコンDXフォーマット(APS-C)に対応する。鏡筒のズームリングを回してリニア駆動の電動ズームが行えるほか、対応するカメラやリモコンからの操作により、一定速でのズーミングも可能。

画角は35mm判換算18-42mm相当をカバー。広い画角を持つため、複数の人物や風景を入れた自撮りやVlog撮影に向くとしている。ズーミングで鏡筒は伸縮しない。

一定速のズームは、速度を11段階に変更可能。カメラやリモコンからのズーム操作は、現時点ではZ 30とZ fcのみ対応しているという。

レンズ内手ブレ補正機構「VR」は、最大でシャッター速度4.5段分の効果を得られる。NORMALとSPORTモードを選択可能。

レンズ構成は11群12枚(非球面1枚を含む)。最短撮影距離はズーム全域で0.19m。フィルター径は67mm。絞り羽根は7枚(円形絞り)。

外形寸法は約φ72×63.5mm。質量は約205g。別売で「レンズフード HB-112」(税込5,500円)を用意している。

実機の外観写真

本誌:鈴木誠