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特徴的なボケは健在…Meyer Optik Görlitzの「Trioplan 35mm F2.8 II」「Biotar 58mm F1.5 II」
2023年4月14日 16:30
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは4月13日、Meyer Optik Görlitz(メイヤー・オプティック・ゴルリッツ)社の交換レンズ2本について、4月21日から受注を始めると発表した。
Meyer Optik Görlitzは、1896年に創業したドイツのブランド。3群3枚トリプレット型の「Trioplan」(トリオプラン)などで知られる。紆余曲折を経てレンズ生産が途絶えていたが、2017年から復刻製品が国内で流通していた。
今回の新製品は「Trioplan 35mm F2.8 II」および「Biotar 58mm F1.5 II」。いずれもマニュアルフォーカスで、いくつかの既存のマウントに対応した製品が用意される。
Trioplan 35mm F2.8 II
同ブランドの代名詞ともいえる「Trioplan」の新製品。特殊なシャボン玉のようなボケや、絵画的な描写を特徴とする。
鏡筒はブラックアルマイト仕上げのアルミニウム製。
価格
15万7,300円(税込)
対応マウント
- キヤノンEF
- キヤノンRF
- ニコンF
- ニコン Z
- 富士フイルムX
- ペンタックスK
- ソニーE
- マイクロフォーサーズ
- M42
- ライカM※距離計非連動
- ライカL
主な仕様
- レンズ構成:5群5枚
- 絞り羽根:12枚
- フィルター径:52mm
- 最短撮影距離:0.2m
- 全長:81mm※ソニーEマウントの場合
- 重量:290g※ソニーEマウントの場合
Biotar 58mm F1.5 II
1930年代発売の「Biotar 58mm F2」を継承発展させた製品。開放F値をF2からF1.5に変更すると同時に、ベースモデルを超える解像感やシャープネスを実現したという。また、強い逆光や絞り開放時といった状況でもカラーフリンジが発生しにくいとする。
Biotarの特徴でもあるボケのハイライトが光の球の渦になる描写も健在とのこと。蝶の形のボケも作れるそうだ。
鏡筒はクリアアルマイト仕上げのアルミニウム製。
価格
20万6,800円(税込)
対応マウント
- キヤノンEF
- キヤノンRF
- ニコンF
- ニコン Z
- 富士フイルムX
- ペンタックスK
- ソニーE
- マイクロフォーサーズ
- M42
- ライカM※距離計非連動
- ライカL
主な仕様
- レンズ構成:4群6枚
- 絞り羽根:12枚
- フィルター径:52mm
- 最短撮影距離:0.7m
- 全長:84mm※ソニーEマウントの場合
- 重量:405g※ソニーEマウントの場合