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マウス、「DAIV」デスクトップに新シャーシを採用。Core i9-13900KF × GeForce RTX 4090

株式会社マウスコンピュータは1月18日、クリエイター向けパソコンブランド“DAIV”のデスクトップパソコン「DD-I9G90」を発売した。WEBサイト、電話通販窓口、ダイレクトショップの各販売窓口、G-Tune:Garage 大阪および法人営業窓口で取り扱う。販売価格は税込67万9,800円。

写真・映像などの高画質なデータも快適に処理できるという同社デスクトップパソコンのフラッグシップモデル。近年のハイエンドパーツの発熱問題を解決するため、新たなシャーシを採用。従来モデルよりサイズを大型化することでハイエンドのCPUとグラフィックスカードの同時搭載が可能になった。

内部空間を広く設計しているため、大型グラフィックスカードを2基搭載できるスペースを確保しているという。今モデルでは、プロセッサーはCore i9-13900KF。GPUはNVIDIA GeForce RTX 4090を採用している。

ストレージはハードディスクが最大2基、M.2 SSDを最大2基の搭載が可能。標準モデルでは2TBのM.2 SSDを搭載している。従来モデルよりストレージ収納量が少なくなっているのは、昨今はオンラインストレージサービスを使用するシーンが増えたためだという。光学ドライブもBTOにて選択が可能(DVDマルチドライブ:税込4,180円、BDドライブ:税込1万780円)。標準では搭載されていない。

光学ドライブを選択した場合は正面に取り付けられる。写真は正面カバーを外した状態

空冷ファン搭載可能数は従来の2基から6基に増加、水冷での冷却時には、従来の120mmラジエーター1基から、240mmラジエーターを最大2基同時に搭載することが可能となった。また電源ユニットは熱がシャーシ内部に流れないように専用の吸排気口を備えたチャンバー内に収められている。

従来モデルで好評だったスタジオ内での移動に便利なハンドルとキャスターは継承している。ハンドル部分にはラバーグリップが採用されており、手に持った際に滑りにくいようになっている。

電源ボタンやUSBなど一部の入出力インターフェースはPC本体上部に設置。地面に置いた際などにアクセスしやすいようになっている。また、ホコリなどの付着を防止するための可動式カバーも装備。

インターフェースは、背面にHDMIポートが1ポート、DisplayPortが3ポート、USB Type-A(USB2.0)が2ポート、同(USB3.0)が7ポート、USB Type-C(USB3.2)が1ポート。上部にUSB Type-A(3.0)が2ポート、USB Type-C(3.0)が1ポート。このほかの端子には有線LAN(RJ-45、2.5GBASE-T対応)およびヘッドホン出力、マイク入力端子を備える。無線はWi-Fi 6およびBluetooth 5に対応。

また、ケース正面および底面には本体内へのホコリの侵入を防ぐため、脱着式のフィルターを搭載。マグネットで固定されているため簡単に外して掃除することが可能。フィルター単体であれば水洗いも可能だという。

外形寸法は約220×510×525mm。取っ手などの突起物を含めた場合は約220×530×525mm。重量は約13.9kg。

1年間の無償保証に加えて24時間365日対応の電話サポートも付属される。

主な仕様

OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル Core i9-13900KF プロセッサー(24コア / 32スレッド)
CPUクーラー:水冷CPUクーラー(240mmラジエーター)
チップセット:インテル Z790 チップセット
グラフィックス:NVDIA GeForce RTX 4090(GDDR6X 24GB)
メモリ:64GB(32GB × 2)最大128GBまで搭載可能(空きスロット2)
ストレージ:2TB(M.2 NVMe Gen4×4)
電源:1,200W / AC 100V(50/60Hz)【80PLUS PLATINUM】

本誌:佐藤拓