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マウスコンピューター、第12世代CPU搭載のクリエイター向けPC「DAIV Z7」。25.2万円〜

“Windows 11に最適化”

株式会社マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV」の新製品として、Windows 11を搭載したデスクトップPC「DAIV Z7」を1月12日に発売した。販売価格は、税込25万2,780円~。

本製品は、CPUに最新の第12世代インテル「Core i7-12700」を採用。同CPUは、処理やシングルスレッドの性能を高める「Performance-core」(Pコア)と、消費電力と処理効率を最適化する「Efficient-core」(Eコア)を組み合わせ、第11世代インテルCoreプロセッサーと比較し、大幅に性能が向上しているのが特徴。

これにより、画像加工しながらのレンダリングや高画質ファイルのエフェクト処理など、マルチタスクや負荷の高い作業も快適に行えるという。

加えて、第12世代インテルCoreプロセッサーは、Windows 11に最適化されており、高性能×省電力の特徴を最大限に引き出すことができるとしている。

GPUには、映像の描画に多くのメモリを消費する高解像度のコンテンツ制作において、安定した処理と低遅延を実現する最新世代の「GeForce RTX 3060」(GDDR6 12GB)を搭載した。

なお、「GeForce RTX 3060」に搭載されているNVIDIA Ampereアーキテクチャは、AI技術の利用に最適化されたTensorコアを強化。これにより、AIベースのフォーカスマスク機能や、オートリフレーム機能をGPUが強力にサポートするほか、高解像度の動画編集や画像編集を円滑に処理できるとしている。

チップセットには、PCI Express 5.0対応の最新チップセット「インテルZ690」を搭載。

PCI Express 4.0比で1レーンあたり2倍の帯域幅を実現するPCI Express 5.0に対応(PCI Express×16)したことで、今後の発売されるグラフィックボードなどへの対応・拡張性を確保している。

主な仕様

OS:Windows 11 Home 64ビット
CPU:インテル Core i7-12700 プロセッサー
チップセット:インテル Z690 チップセット
グラフィックス:NVIDIA GeForce RTX 3060(GDDR6 12GB)
メモリ容量:32GB(16GB×2)
メモリスロット数/最大構成:4(空き×2)/64GB(16GB×4)
ストレージ(M.2 SSD):512GB(NVMe Gen4×4/SAMSUNG PM9A1)
ストレージ(HDD):2TB
有線LAN:2.5GBASE-T/1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T対応(RJ-45)×1
無線:インテル Wi-Fi 6 AX201(最大2.4Gbps対応 / IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n)+Bluetooth 5モジュール内蔵
インターフェイス:USB2.0×2(背面 Type-A×2)、USB3.0(5Gbps)×6(前面 Type-A×2/背面 Type-A×4)、USB3.2(20Gbps)×1(背面 Type-C×1)など
電源:700W/AC 100V(50/60Hz)【80PLUS BRONZE】
サイズ:約190×490×410mm
重量:約11.5kg

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。