「α7 IV」が2カ月連続首位。キヤノンは6機種がランクイン

シュッピン株式会社は10月12日、カメラ専門店「Map Camera」のECサイトおよび、店頭における2022年9月1日～9月30日の新品・中古デジタルカメラ売り上げランキングを発表した。

新品デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 IV

1位：ソニー α7 IV
2位：富士フイルム X-H2
3位：キヤノン EOS R7
4位：キヤノン EOS RP
5位：キヤノン EOS R3
6位：キヤノン EOS R10
7位：キヤノン EOS R6
8位：リコーイメージング RICOH GR IIIx
9位：富士フイルム X-S10
10位：キヤノン EOS R5

新品部門1位はソニーの「α7 IV」。2位とは僅差での首位獲得だった。今回、ソニー機のランクインはこの1機種にとどまった。ランク外の11位に「VLOGCAM ZV-E10」が入っている。

2位を獲得したのは9月29日発売の富士フイルム「X-H2」。同社ではボディ単体の供給数が予約数を上回ることができず、それが順位に影響したとコメント。富士フイルムはこのほか、「X-S10」が半年ぶりのランクインとなる9位を獲得。ダブルズームレンズキットの入荷が多くあったため販売数が伸びたが、現在はまた取り寄せ状態になっているという。

キヤノンのカメラが6機種ランクインした。3位の「EOS R7」と4位の「EOS RP」は、同社では現在品薄状態となっているという。5位の「EOS R3」は長期の欠品状態を脱したが、またいつ品薄になってもおかしくない様子としている。このほか、6位は「EOS R10」、7位は「EOS R6」、10位は「EOS R5」となっている。

8位はリコーイメージングの「RICOH GR IIIx」。レンズ一体型カメラでは唯一のランクインとなった。

ランクインのなかったニコンは、APS-Cミラーレス機「Z 30」が12位に位置している。

中古デジカメ販売月間ランキング

ソニー α7 III

1位：ソニー α7 III
2位：ニコン D750
3位：ソニー α6400
4位：キヤノン EOS R5
5位：キヤノン EOS R
6位：ソニー α7 II
7位：ソニー α7C
8位：富士フイルム X-T3
9位：ニコン D500
9位：キヤノン EOS RP
9位：富士フイルム X-T4
9位：ニコン Z fc

中古部門1位はソニーの「α7 III」。同機は7月まで11カ月連続で首位を獲得中だったが、先月のランキングでキヤノンの「EOS R」に抜かれていた。ソニーはこのほか、3位に「α6400」、6位に「α7 II」、7位に「α7C」と計4機種がランクインした。

ニコンの一眼レフ機「D750」が2位を獲得。1位とは僅差だったという。このほか、同9位にも一眼レフ機の「D500」がランクイン。同9位にはミラーレス機の「Z fc」も名を連ねた。

キヤノンのカメラは、4位に「EOS R5」、5位に「EOS R」、同9位に「EOS RP」がランクイン。富士フイルムの「X-T3」が8位を獲得。同9位には「X-T4」もランクインした。