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350ml缶とほぼ同じ大きさの小型モノライト「Profoto A2」

プロフォト株式会社は、重量495gの小型モノライト(モノブロックストロボ)「Profoto A2」を6月29日に発売した。価格は14万4,980円(税込)。

クリップオンスタイルのProfoto A10をベースに、オフカメラライティング専用のモノライトとした製品。Profoto Aシリーズで構成されるClicカテゴリー初のモノライトでもある。

オンカメラでの撮影スタイルには対応しない一方で、Profotoのモノライトとして最も小型軽量の本体を実現した。価格設定もProfoto A10(税込15万1,470円)より6,490円廉価となる。

発光管はProfoto A10などと共通。ただしクリップオンスタイルがとれないことから、ズーム機構が省略されている。また、最大出力がProfoto A10の76Wsから100Wsに増えた。リサイクルタイムは0.1〜1.6秒。LEDフォーカス/モデリングランプも搭載する。

Profoto Aシリーズで使用可能なClicシリーズのライトシェーピングツールが装着でき、いずれもマグネットによる着脱式になる。

バッテリーもProfoto Aシリーズと共用可能。最大出力時で最大400回の発光が可能という。

また、OCFアダタプターII(9月発売予定・税込4万2,900円)を使用することで、OCFシステムのライトシェーピングツールが利用可能になる。

6月21日に発表された新しいトランスミッター「Profoto Connect Pro」の100チャンネルおよびAir 2 コントロールに対応する。

外径寸法は7.9×7.9×12.6cm。およそ350ml缶程度の大きさ。重量は495g(バッテリーおよびスタンドアダプターを除く)、773g(バッテリーおよびスタンドアダプターを含む)。

ちなみに、既存のProfotoモノライトで最も小型軽量な「Profoto B10X」より、長さで4.9cm短く、重量は727g軽い(バッテリーおよびスタンドアダプターを含む)。

アンブレラホルダー搭載のスタンドアダプターと、ソフトケースが付属する。

本誌:折本幸治