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ニコン Z 9のファームウェアVer.1.10が公開。連写可能時間を延長

ニコンは1月5日、ミラーレスカメラ「Z 9」の最新ファームウェアを公開した。12月28日に一部内容を予告していたもの。

更新内容は次の通り(引用)。

C:Ver.1.10の変更内容

・RAW+JPEG またはJPEG+JPEG分割記録で、20コマ/秒の高速連続撮影した場合の連続撮影可能時間が長くなりました。

・ファームウェア C:Ver.1.00:
RAW(高効率★)+BASIC(サイズL):約3秒*
JPEG+JPEG分割記録(スロット1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約3秒*

・ファームウェア C:Ver.1.10:
RAW(高効率★)+BASIC(サイズL):約8秒*
JPEG+JPEG分割記録(スロット1:FINE(サイズL)、スロット 2:BASIC(サイズS)):約8秒*

*連続撮影速度を維持して撮影できる連続撮影可能時間です。各秒数は装着レンズNIKKOR Z 50mm f/1.8 S、メモリーカードProGrade Digital COBALT 1700R 325GB CFexpressを使用した場合の当社試験条件における参考値となります。次のような場合などには、連続撮影可能時間は減少します。

 - [スロット2の機能]を[バックアップ記録]に設定した場合
 - [自動ゆがみ補正]を[ON]に設定した場合

・[再生メニュー]>[フィルター再生の条件設定]において、条件設定をする際にマルチセレクターの右ボタンを押した場合でも、チェックボックスにチェックが入るようにしました。

・以下を全て満たす条件で撮影した場合、別売のスピードライトSB-5000の発光が同調しない現象を修正しました。

 - [カスタムメニュー]> e1[フラッシュ撮影同調速度]を、[1/200秒(オートFP)]または[1/250秒(オートFP)]に設定し、シャッタースピードをフラッシュ同調速度よりも高速側に設定する
 - 別売のワイヤレスリモートコントローラーWR-R10またはWR-R11aを装着し、SB-5000を電波制御アドバンストワイヤレスライティングで接続する
 - カメラのアクセサリーシューにスピードライトを装着しない

本誌:鈴木誠