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Anker、カメラメーカーと共同開発したLightningケーブル。iPhoneに高速データ転送

今後発売のキヤノンEOS R3、ニコン Z 9に対応

アンカー・ジャパン株式会社は、対応カメラとiPhoneを有線接続する「Anker 514 Lightning to USB-C Accessory Cable(0.9m, for Camera)」を10月29日に発売した。価格は税込2,490円。

本製品は、カメラメーカーと共同開発したデータ転送専用のLightning-USB Type-Cケーブル。同社によると、専用アプリを活用し、各種カメラとiPhoneの有線接続を実現した世界で初めてのLightning-USB Type-Cケーブルだという。Apple MFi認証を取得している。

対応カメラは、キヤノンの業務用デジタルビデオカメラ「XF605」(10月28日発売)やミラーレスカメラ「EOS R3」(11月下旬発売予定)、ニコンのミラーレスカメラ「Z 9」(2021年内の発売予定)。最大480Mbpsの高速データ転送を可能としている(カメラのUSB充電は不可)。ケーブル長は0.9m(端子部分含む)。

なお「XF605」では対応アプリ「Content Transfer Mobile」を利用してすぐに使用可能。「EOS R3」では「Mobile File Transfer」を利用することになるが、現バージョン(1.2.0)では対応していないため、2022年1月下旬にリリース予定のバージョン「1.3.0」を待つことになるという。

また、ニコンの「Z 9」では、11月24日にダウンロード開始予定の「NX MobileAir」を利用する。

飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。