クルマとカメラ、車中泊

車中泊でのコーヒータイムを上質に

チタン製ドリップギアで愉しむ森のカフェ

今回の1枚

5.4年周期のテンペル第2彗星が8月3日(月)に再接近となります。写真は7月21日(火)に撮影したもの。写真はSeestar S50というレンズ口径が5センチのスマート望遠鏡で撮ったものです。すでによく写っているので、8月3日(月)には肉眼では厳しいものの3cm程度の双眼鏡があれば十分見える明るさになることでしょう。

22時頃には南東の空に見えてきます。ぼんやりとした輪郭で普通の星と違うことがわかると思います。尾を長く引くような大彗星にはならないとは思いますけど、ちょっと宇宙の不思議に触れることができます。

あまり知られていないんだけど、双眼鏡は星を見るのにとても適した道具です。このテンペル第2彗星を見たら、天の川を双眼鏡で見てください。様々な星があることがわかりますよ。

海・山、どこでも空の暗いところに行ってみましょうね!

まずはこんな星空アプリをどうぞ。無料です。

マイブーム到来! 森のカフェスタンド開店

いつもの観測所で。枯れ木と廃材で作った即席カフェスタンド

日差しに恵まれたので森のカフェ開店。星を求めて車中泊遠征に行ったり、キャンプをしながら自然の中で迎える朝って、無性に美味しいコーヒーが飲みたくなるんですよね。

どうも、日常の飲み物にはマイブームがあってですね、いまはドリップコーヒー。過去には紅茶、日本茶、そしてインスタントコーヒーにハマっていた時期もあります。まあ、繰り返してやってくるんですけどね。

そして、マイブームがやってくるたびに新しい道具も欲しくなるってもんです。

チタン製ギア3点を新調

そこで新たに購入したのがこの3点。コーヒーフィルター、コーヒーポット、そしてアルコールストーブ。どれもTITAN MANIAさんの製品です。僕自身もチタンマニアですけどね(笑)。全てチタンなので軽くて丈夫。

でも、1番良い点は味が変わらないとこでしょう。食べ物、飲み物問わず口に入れるものに向いてますよね。

そしてTITAN MANIAさんの製品はどれも出来が良くてリーズナブル。チタンだと高価になってしまいがちだけど、手にしやすい価格でありがたいです。

メッシュも脚もチタン製。金属臭を感じないのがよい
グースネックは取り外し式なので、スタッキングに困らない
小さく軽く、ポットに収まるアルコールストーブ

意外と多い道具をコンパクトにスタッキング

コーヒーを淹れるには、新規購入3点以外にもいろいろ必要ですよね。で、写真の通り並べてみました。

ここにはコーヒーカップと水筒は含まれていませんよ。そう考えると意外と道具が多いなあと思っちゃいます。ともあれ、スタッキングを工夫すると後ろにおいた水色のポーチの中に収まります。

ちなみにポーチはダイソーで200円、燃料であるアルコールを入れているのは、これまたダイソーのスキットルで300円です。

メイン3点のほか、風防、コーヒー粉、燃料用スキットル、ライターを揃えると意外に荷物は多くなる
スタッキングを工夫して小さなポーチに収めることができた

全部収めて、水筒とカップを横に置いてみました。ポーチは大三元ズームレンズよりひとまわり大きいかなあ。ともあれ、機材を厳選すれば、カメラバッグにいれて持っていける大きさに収まりました。これなら車中泊の限られたスペースや、キャンプ道具のちょっとした隙間にも無理なく収まって便利です。

フィルターの脚部が、ポットよりほんの少し大きく、中に入れることができなかったのが残念

ちょ〜〜っと惜しかったのは、コーヒーポットの中に、コーヒーフィルターの脚部が収まらないのです。なので、スタッキングにちょっと悩みますけど、結局コーヒー豆をいれたキャニスターに脚部を被せるとうまいことポーチに収まりました。まあ、そんなパズルも楽しくて仕方ないわけですが。

アルコールストーブの注意点と燃料選び

さあ、コーヒー淹れますよ〜。まずはお湯沸かさないとね。写真では炎を見せるんで風防を外してますが、アルコールストーブは少しの風でも炎が踊ってしまうので、風防はあった方が良いです。

以前にも紹介したチタン風防。アルコールストーブの炎は見えにくく、また揺らぎやすいので絶対に車内で使ってはいけない。必ず戸外で

アルコールストーブはアルストなんて呼ばれてファンが多いですよね! 僕も10個ぐらい持ってます。簡単に自作もできるんですが、構造がシンプルだけど奥深くて、ちょっとした形状の違いで大きく火力や使い勝手が違ってきたりします。

手軽な道具ですが、車中泊の車内やキャンプのテント内などで沸かしたくなる気持ちはグッと堪えてください。一酸化炭素中毒や火災の危険があるので、絶対に戸外で使いましょう。

燃料は名前のとおり、アルコールであればなんでもOKですが、アルコール度数が高いものが必要です。

火力を求めるなら燃料用アルコールですが、僕は消毒用アルコールを使っています。除菌にも使えますからね。燃料用アルコールは主成分がメチルアルコールなので人体に大変有害であり、皮膚や食器など口にするものには使えません。失明や死に至る危険があるとされているほどなので、燃料用アルコールを選択した場合は燃焼以外に使ってはいけませんよ。

そのほか、アルコール度数の高いお酒なら燃えます。ウォッカのスピリタスとか、ダークラムのロンリコ151なんかですかね。えらくコスパ悪いですけど止めません笑

ちなみに消毒用アルコール 75%の場合、30ccほどで、300ccの水を沸騰させることができます。時間は4分ほどです。

ペーパーの有無で変わる味わいとキムワイプの活用

さて、フィルターの方ですが、細かいメッシュで濾すのでペーパーは不要です。中挽きの粉があっているようです。チタンなので味が変わることなくコーヒーの味をそのまま楽しめますね。

ペーパー不要がメッシュフィルターの良いところですが、やはり細かな粉は溶け出してくるので、コクのある味になります。すっきりしたコーヒーを飲みたい時はペーパーを使います。

チタンメッシュにコーヒー粉をそのまま入れるのが本来の使い方

ペーパーですが、普通にコーヒー用ペーパーを使えばいいだけなんですが、使い回しを考えて、僕はこれ、キムワイプを使っています。

ペーパーを使うのも問題ない。ゴミ処理が簡単になる

まあ、何度もこの連載に登場していますけどね、紙パルプ100%の不織布です。食品用ではないですけど、理化学研究室などで実験器具の清掃にも使われるものですからね、なにも残さず拭き取りができることが特徴です。なので食品用ではないことが気にならない方は使ってみてください。普通のコーヒーフィルターのように紙の匂いがでてしまうこともなく、すっきり美味しいコーヒーが飲めますよ。そしてレンズ清掃にも使えるので、一石二鳥なのですわ。

ゆっくり注ぐ贅沢なひととき

最後はゆっくり丁寧にお湯を注ぎたいわけですが、まあ、アウトドアだと通常はコッヘルからダパダパお湯を注いじゃうことになりがち。だけど、グースネックのついたコーヒーポットなら美味しいコーヒーになること間違いなし、というわけです。

グースネックでゆっくりお湯を注げるからこそ美味しいコーヒーになる

暑い夏だけど、熱いコーヒーがうまい。ゆっくりコーヒーを味わうとコーヒールンバが聞こえてくるよね。僕は井上陽水さんの歌うコーヒールンバが好きだなあ。

1962年東京生まれ。日本大学芸術学部卒業後、出版社マガジンハウス入社。社員カメラマンを経て2010年にフリーランスとなる。主に風景・星景を撮影し、星空の撮影は中学校で天文部に入部した頃からのライフワーク。ニコンカレッジで、星景写真講座を担当。星空に興味ある方は「こちら」へ