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開くだけでワーキングスペースが完成してスマホをWebカメラ化できるPCバッグ。コクヨ「Rooney」(9,878円)

コクヨ株式会社は、ノートパソコン用のポータブルワーキングスペース「Rooney」(ルーニー)を7月中旬に発売する。ヘザーナイトグレーおよびヘザーライトグレーの2色をラインアップしており、希望小売価格は各9,878円(税込)。

13.3インチまでのノートパソコン本体と電源アダプターや付属品を一式で持ち運べるハンドルつきのケース。“ファスナーを開けば、そのままワークスペースになるツール”を謳っており、ケースを開くと、そこが即座にワークスペースになる、という視点(Activity Based Working:業務や気分に応じて時間と場所を自ら選択できるワークスタイル)で開発したとしている。

ケース内部にパソコン底部の設置角度を約12度にできるスタンドを搭載。また、ケースフタ側にスマートフォン設置部を設けるなど、Web会議などでスマホをカメラとして利用したいニーズにも応える。フタ部は設置時に開きすぎないよう、角度をつけて固定できるつくりとなっている。

アダプタや電源ケーブルなどが収納できるメッシュポケットもパソコン設置部の背面側に装備。ケーブル等を収納したままでもコンセント接続ができるとしている。またイヤホンなどの小物類に対応する収納は、パソコンを操作しながらの出し入れに配慮して、正面ポケット側に配置している。

外形寸法は幅360×奥行295×最大厚み部60mm。重量は620g。本体部にはEVA樹脂を使用しており、生地は表裏ともにポリエステル。チルトスタンドとスマホスタンドにはポリカーボネートが用いられている。なお、同社によれば外側は硬めの素材ながら、耐衝撃性能はないとしている。

本誌:宮澤孝周