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パナソニック、Gシリーズのフラッグシップモデル「LUMIX GH6」を年内投入

新センサー+新画像処理プロセッサーを搭載

「LUMIX New GH Series Launch Event|LUMIX GH5M2」(YouTube)より

パナソニックは5月26日、マイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ「LUMIX GH6」の開発を発表した。2021年中の製品化を目指しており、グローバル市場向けの投入を予定。北米での価格は約2,500ドルを予定しているという。

新開発のセンサーおよび画像処理プロセッサーを搭載。特に動画記録面を強化しているとしており、Cinema4K解像度(4,096×2,160)かつ60pによる記録(4:2:2 10 bit)に対応するほか、10 bitの4K 120pハイフレームレート記録やバリアブルフレームレート記録にも対応。スローモーションやクイックモーションによる撮影・編集、動きのあるスポーツシーンやアクションシーンの撮影に対応できるとしている。また、動画の記録時間制限は同日付で発売が報じられたLUMIX GH5 IIと同じく無制限となっているという。

開発の背景について同社は、近年の動画配信需要の高まりについて言及。高画質かつ多様な表現手法を用いた映像作品を追求するクリエイターが増加しているとして、これらのユーザーの創意工夫に応えられる“自由度の高いカメラ”が求められている、と説明。マイクロフォーサーズ機ならではの機動性に加えて多彩な映像表現力の両立を目指したカメラとして、「LUMIX G」シリーズのフラッグシップの位置づけとなるモデルだと説明している。

本誌:宮澤孝周