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ソニー、G Master画質を小型軽量化した「FE 50mm F1.4 GM」。動画対応の最新仕様も

ソニーは、交換レンズ「FE 50mm F1.4 GM」(SEL50F14GM)を4月21日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税込21万円前後。2月23日に開幕する「CP+2023」で展示予定としている。

G Masterならではの高解像とボケ味と、小型軽量設計のバランスを特徴とする大口径標準レンズ。重量は約516g。フィルター径は67mm。鏡筒は防塵防滴に配慮した設計で、レンズ最前面にはフッ素コートを施した。

同スペックのソニーEマウントレンズ「Planar T* FE 50mm F1.4 ZA」(2016年発売)に対して寄せられた、さらなる高画質、より小型軽量、最新カメラに対応するAF性能、動画撮影での使いやすさの要望を踏まえた製品だという。

左:FE 50mm F1.4 GM 右:Planar T* FE 50mm F1.4 ZA

また、同社のEマウント50mmレンズは「FE 50mm F1.2 GM」も発売済み。より大口径で、ソニーのレンズ技術の高さを象徴する製品と位置付けている。

レンズ構成は11群14枚。内面反射の影響を抑えるナノARコーティングIIを施している。最短撮影距離は0.41m(AF)、0.38m(MF)。AF駆動はXDリニアモーター。Planar T* FE 50mm F1.4 ZAに比べてAF速度が最大約1.9倍向上しているという。絞り羽根は11枚。

動画撮影時には、手ブレ補正「アクティブモード」に対応するほか、対応するαボディの「ブリージング補正」機能も活用してフォーカスブリージングを最小限にできるという。

最大径×全長は80.6×96mm。重量は約516g。バヨネット式の丸型フードが付属する。

Introducing FE 50mm F1.4 GM | Sony | Lens
本誌:鈴木誠